年を重ねるということと認知症


愛する家族を守る!IDペンダント☆ナビゲーターえんどうえいこです。

 

文字刻印アクセサリー不安というブロックを解除

をテーマに いざというときに 身元がわかって安心なアクセサリー感覚のIDペンダント

の提案をしています。

IDにペンダントに込められた 大事な人を守りたい気持ち。

おしゃれに身につけて 命を守るセーフティーネットとしてのツールに抜擢していた

だきたいと思います。

年を重ねるということと認知症

 

「認知症になりたくない」

「認知症になったらおしまいだ」

そう言葉にするひとは、とても多いものです。

 

どうして、こんな行動をするの?

どうして、わかってくれないの?

 

こんな風にまわりを悩ます認知症。

 

でも、

その人の気持ちを考える上で

 

まず、年を重ねる事、

高齢者になった時の気持ちを考える事が必要です。

想像力を働かせ、イメージしてみましょう。

 

現在、上野の東京都美術館で開催されている「クロードモネ展」。

光の画家と呼ばれた、印象派の巨匠、モネが10代の頃から晩年

亡くなった86歳に至るまでに残した貴重な作品が展示されています。

 

展示はモネの一生に沿って、10代の頃の作品から始まります。

モネは86歳と印象派の画家たちの中でも、もっとも長生きでした。

10代のころ、小金を稼ぐために書いたユーモア溢れるカリカチュア(風刺画)。

20代から30代の、「印象 日の出」を代表とする、勢いと才能の溢れる風景画。

睡蓮の連作、光溢れる美しい絵画の数々。

 

しかし

 

晩年の部屋は、それまでのモネのイメージとは大きく変わっていました。

 

赤を基調として

抽象画のような

胸のうちを吐き出すようなものすごいエネルギー。

 

モネは長寿であった故

 

愛する両親、切磋琢磨した仲間、心許す友人

最愛の妻や息子

彼のまわりの多くの存在を失いました。

 

そしてモネは年を重ねる事で

 

画家の命でもある眼に、白内障を患います。

 

身体も動きにくくなったでしょう。

思うように動かない指先。

若い時のように続かない集中力。

 

年を重ねることは

精神的にも

肉体的にも

多くのものを失うことでもあります。

 

 

それでも、モネは筆を止めませんでした。

白内障で赤く見える世界

愛する人に残された悲しみ

そんなエネルギーを絵に込めて。

 

その絵は人々の胸を打ちます。

年を重ねて、様々な経験をした

モネにしか、書けない、絵です。

 

 

認知症の人の行動にも

もしかしたら

その人だけの歴史があって

そこには、他の人には、わからない

愛や誇りや強い意志があるのかもしれません。

 

 

失う悲しみは

そこに込めた愛の深さと

相対していますから。

 

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