認知症の母のかばんにIDキーホルダー


母は 新しい鞄を認識するのが難しいのですがIDホルダーをつけて

 

自分の鞄であることが わかるようになりました。

 

 

黒石(玄昌石)に幾何学模様フラワー・オブ・ライフ

 

を入れた新商品です。

 

今日は下記の

『 手 帳 』の詩のご紹介です。

   

詩人 藤川幸之助の まなざし介護

 

http://www.caresapo.jp/kaigo/blog/fujikawa/2009/04/post_4.html

この文章を拝読後 私の母の手帳のことを思いました。

私の母が 持っている手帳は もう自分では書かなくなった手帳です。

「これに書いておいて、後で見るから」

何年も 家計簿をつけていた母が夫である父が倒れてから書かなくなり

認知症発症前の自分は 家計簿の空欄に毎日、日記をつけていたので

会話の中で 家計簿見れば書いてあるからと言ってページを開いた時に

「あれ、どうしたの?あれ何も書いてないわ。。」

白紙のままのそのページを納得いかない為何度も見直して

「おかしいなあ どうしちゃったんだろうねー」と。その頃から

母が もう何も書くことをしなくなりました。

私たち姉妹が グループホームに会いに行ったとき

自宅に外泊で戻ったとき

家族にいいニュースがあった時も私たちが書く母の手帳になりましたが

母はいつもそばに置き 枕の下にも置き 大事にしている手帳です。

そして初めて読むように 「そうなのー」と頷いては

なんどもなんども読む母です。

ホームでのレクレーションでおでかけする際は

一緒に手帳も新しい鞄に入れて行くことも。

玄昌石のIDがついたホルダーで

これが新しい母の鞄と回りの方が 解ってくださる為、とても役に立っています。

 


ワークショップ・作成キットのお問い合わせはこちら